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合ワクチン

「感染症から守る、小さな約束。」

予防は愛情。未来の健康をつくる一針で、安心の日々を守ります。

混合ワクチンについて

  • 混合ワクチンは、犬・猫の命を脅かす重大な感染症をまとめて防ぐ大切な予防医療です。外に出ない子でも、ウイルスは 空気中・人の衣服や靴・蚊やノミ から家庭内へ持ち込まれるため、室内飼育でも接種が必要です。


  • ■ 犬の混合ワクチン
  • 当院では、わんちゃんの生活環境に合わせて 6種・8種(レプトスピラ含む) から最適なワクチンを選択しています。

  • 【予防できる主な感染症】

  • ● コアワクチン(必須)

  • ・犬ジステンパー
  • 発熱・呼吸器症状・神経症状を伴う致死率の高い全身感染症。後遺症が残ることもあります。

  • ・犬パルボウイルス感染症
  • 激しい嘔吐・血便を起こし、特に子犬で致死率が非常に高い腸炎。最重要ワクチンのひとつです。

  • ・犬アデノウイルス1型(伝染性肝炎)
  • 肝炎を起こし、突然死の原因になることもある重篤な感染症。

  • ・犬アデノウイルス2型(喉頭気管炎)
  • いわゆる“ケンネルコフ”の原因ウイルス。咳が長引き、多頭飼育で広がりやすい疾患です。


  • ● ノンコア(生活環境によって必要)

  • ・犬パラインフルエンザ
  • 咳・鼻水が出る呼吸器感染症。単独では軽度でも、他のウイルスと重なると重症化します。

  • ・犬コロナウイルス感染症
  • 主に下痢を起こす腸炎。パルボとの混合感染で症状がひどくなります。


  • ● レプトスピラ症(人にも感染する重要な病気)

  • 河川・水たまり・野生動物の尿から感染し、人にも感染する人獣共通感染症 です。
  • 主な型
  • ・イクテロヘモラジー型:黄疸・腎障害
  • ・カニコーラ型:腎障害
  • ・グリッポチフォーサ型:急性の高熱・出血
  • ・ポモナ型:農地・アウトドアでリスクが高い型


  • ■ 猫の混合ワクチン
  • 当院では 3種・5種 を、生活環境(室内・外出・多頭飼育)にあわせて選択します。

  • 【予防できる主な感染症】

  • ● コアワクチン(室内飼育でも必須)

  • ・猫汎白血球減少症(パルボ)
  • 嘔吐・下痢・白血球減少を起こし、子猫で致死率が特に高い病気。

  • ・猫ウイルス性鼻気管炎(FVR/ヘルペス)
  • くしゃみ・鼻水・結膜炎。再発しやすく、慢性鼻炎の原因にもなります。

  • ・猫カリシウイルス感染症
  • 口内炎、発熱、くしゃみ。重症例では肺炎や跛行を引き起こすこともあります。


  • ● ノンコア(外出・多頭飼育で推奨)

  • ・猫白血病ウイルス(FeLV)
  • 免疫不全・貧血・リンパ腫を起こすウイルス。外に出る猫は感染リスクが高いです。

  • ・猫クラミジア感染症
  • 結膜炎・鼻炎を中心とした細菌感染症。多頭飼育で広がりやすい疾患です。


  • ■ 子犬・子猫のワクチンスケジュール
  • 免疫が安定するまで「複数回接種」が必要です。

    ・ 1回目:生後8週頃(2ヶ月齢)
    ・ 2回目:生後11〜12週頃(3ヶ月齢)
    ・ 3回目:生後14〜16週頃(4ヶ月齢)

    → 以降は 年1回の追加接種 で免疫を維持します。


  • ■ 成犬・成猫のワクチン
  • 免疫は時間とともに低下します。
    重い感染症の発症予防・症状の軽減のため、毎年1回の追加接種 を推奨しています。

接種当日の流れ

  • 1. 身体検査(体温・元気・皮膚・心音などをチェック)
  • 2. ワクチン接種
  • 3. 会計・ワクチン証明書のお渡し


  • ⚠ 副作用について
  • ワクチンは安全性が高いですが、まれに以下がみられます。

  • ・一時的な元気消失
  • ・食欲低下
  • ・接種部位の腫れ
  • ・軽度のアレルギー反応

  • ※ 強いアレルギー(アナフィラキシー)は極めてまれ ですが、念のため接種後30分の観察をお願いしています。

当院からのメッセージ

  • 混合ワクチンは、わんちゃん・ねこちゃんの命を守るだけでなく、ご家族・地域全体を守るための大切な予防医療 です。

    生活スタイル(散歩頻度・外出の有無・多頭飼育など)を伺いながら、その子に最適なワクチンをご提案いたします。

よくあるご質問

  • Q1. 外に出ない猫・犬でもワクチンは必要ですか?
  • A. はい、必要です。
    ウイルスは、飼い主さまの 靴・服・手指 について持ち込まれたり、蚊やノミ を介して感染が広がることがあります。完全室内飼育であっても、感染症のリスクはゼロではありません。

  • Q2. ワクチンは毎年接種しないといけませんか?
  • A. はい。重い感染症の予防には年1回の追加接種が必要です。免疫は時間とともに低下するため、継続接種で確実な予防効果を保ちます。

  • Q3. うちの子に合ったワクチンの種類がわかりません。
  • A. 当院が生活スタイルに合わせて最適な種類をご提案します。散歩の頻度、外出の有無、多頭飼育などを伺い、必要なワクチン(コア/ノンコア)の選択 をお手伝いします。

  • Q4. 多頭飼いで1匹が病気にかかりました。ほかの子のワクチンは?
  • A. ワクチン未接種の子・接種から1年以上経つ子は接種をおすすめします。特に呼吸器症状(くしゃみ・鼻水)が出る病気は 非常にうつりやすい ため、早めの予防が重要です。

  • Q5. ワクチンの副作用が心配です。大丈夫でしょうか?
  • A. ほとんどの子は問題なく接種できます。まれに元気消失・食欲低下・軽い腫れが見られることがありますが、通常は数日で改善します。重いアレルギー反応は 非常にまれ です。

  • Q6. 体調が少し悪そうな日でも接種できますか?
  • A. いいえ、体調が万全な時に接種するのが基本です。 当日の診察で、体温・元気・心音などをチェックし、 接種が安全かどうか判断します。

  • Q7. 子犬・子猫はどうしてワクチンが3回必要なの?
  • A. 母由来抗体の影響で1〜2回の接種では免疫が安定しないからです。 免疫がしっかりつく時期(14〜16週齢)まで、 複数回の接種 で確実な予防効果をつけていきます。

  • Q8. レプトスピラワクチンは接種した方がいい?
  • A. 散歩コース・水溜まり・野生動物の多い地域などでリスクが変わります。 レプトスピラ症は 人にも感染する(人獣共通感染症) ため、 生活環境に応じて獣医師が必要性を判断します。

  • Q9. ワクチン後、様子見はどのくらい必要?
  • A. 接種後30分はできるだけ安静にして様子を観察してください。 その後も当日は激しい運動やシャンプーは控えると安心です。

  • Q10. 持病がある場合、ワクチンは接種できますか?
  • A. 病気の種類によります。 心臓病・腎臓病・アレルギー歴がある場合は、 ワクチンの種類を変更したり、抗アレルギー薬を併用する などの調整を行います。

  • Q11. ワクチンを忘れて数ヶ月空いてしまいました。どうする?
  • A. 状況に応じて追加接種が必要な場合があります。 免疫が切れている可能性があるため、 獣医師が 最適な接種間隔 をご提案します。

犬病ワクチン

「命を守り、社会を守るために。」

年に一度のワクチンで、人と動物が共に暮らせる未来を。

狂犬病ワクチンについて

  • 日本では1957年以降、狂犬病は発生していません。しかし、世界では今も毎年5万〜6万人が亡くなる「致死率ほぼ100%」の感染症です。大切な家族と社会を守るために、狂犬病予防接種は法律で義務付けられています。


  • ■ 狂犬病ワクチンが必要な理由

  • ① 致死率ほぼ100%の感染症を防ぐ
  • 一度発症すると治療法はなく、国内に侵入した場合の被害は甚大です。ワクチンは唯一の確実な予防手段です。

  • ② 日本国内で義務化されている
  • ・生後91日齢以上の犬は 毎年1回の接種が義務
  • ・未接種の場合、罰金の対象となる場合があります

  • ③ 家族・地域全体の安心のため
  • 狂犬病は人にも動物にも感染します。
    あなたの愛犬のワクチン接種が、日本の狂犬病ゼロを守っています。


  • ■ 接種時期

  • 生後91日を過ぎてから30日以内に初回接種
    *2回目(3ヶ月)と3回目(4ヶ月)の混合ワクチンの間での接種を推奨
  • ・その後は 毎年1回(4〜6月の集合注射シーズンが基本)

  • 当院では、体調に合わせて年間いつでも接種可能です。


  • ■ 副作用について

  • 狂犬病ワクチンは非常に安全性が高いワクチンです。まれに起こる症状としては…

  • ・一時的な元気消失
  • ・注射部位の腫れ
  • ・軽いアレルギー反応

  • 接種後30分はアナフィラキシーが起こらないか特に注意
  • ほとんどが数時間〜1日で収まります。気になる症状があればいつでもご相談ください。


  • ■ ワクチンを受けられない場合

  • 以下のケースでは、接種を延期または中止する場合があります。

  • ・重度の心臓・腎臓疾患
  • ・明らかな体調不良
  • ・過去に重いアレルギー反応があった

  • ※ その場合は、獣医師の診断書で免除できる場合があります。

狂犬病ワクチン後の手続きについて

  • ① 狂犬病登録(初回のみ)

  • 生後91日以上のわんちゃんを飼い始めたら、市区町村への“登録”が法律で義務付けられています。
  • 初めて登録すると、自治体から 鑑札(IDプレート)が交付されます。

  • 当院で可能なこと
  • 自治体に合わせて、初回登録の代行手続き が可能な地域もあります。
    (対応地域は受付でご確認ください)


  • ② 鑑札って何?

  • 法律で交付が義務付けられている「あなたの犬の身分証明書」です。

  • ・初回登録時に1回だけ発行
  • ・迷子や災害時の身元確認に役立つ
  • ・首輪やハーネスに装着しておくと安心


  • ③ 注射済票(毎年)

  • 狂犬病ワクチンを接種すると、自治体からその年の注射済票が交付されます。

  • ・毎年色が変わる
  • ・「その年度にワクチンを接種した証明」
  • ・通常、首輪につけておくことが推奨されています

  • 当院では、ワクチン接種時に注射済票の発行手続きも代行 できます。


  • ④ 狂犬病ワクチンシール(毎年)

  • 当院では、ワクチン接種後に年度シールをお渡ししています。

  • ・毎年色が変わる
  • ・診察券や手帳に貼って管理できる
  • ・いつ接種したかが一目でわかる


  • ■ 接種の流れ

  • ① 身体検査(体調チェック)
  • ② ワクチン接種
  • ③ 会計・鑑札(初回のみ)や注射済票、シールの受け取り

当院から飼い主様へ

  • 狂犬病ワクチンは、「犬の義務」ではなく家族・地域・社会を守る大切な予防医療です。 体調やワクチンプログラムのご相談もお気軽にどうぞ。
    初めての方も、LINEから簡単に予約できます。

よくあるご質問

  • Q1. 支払い方法は何がありますか?
  • A. 狂犬病ワクチンは現金のみとなります。混合ワクチンは現金以外のキャッシュレス決済が可能です。

  • Q2. 狂犬病ワクチンは必ず接種しないといけませんか?
  • A. はい。日本では法律(狂犬病予防法)で義務付けられています。生後91日以上の犬は、毎年1回の接種が必要です。

  • Q3. 室内飼いの犬でも接種する必要がありますか?
  • A. はい、必要です。
    法律で「飼い犬は全頭接種」と定められており、室内飼いかどうかは関係ありません。

  • Q4. 狂犬病は日本ではもう発生していないのでは?
  • A. 現在、日本は“清浄国”ですが、世界では毎年数万人が亡くなっています。
    海外からの動物の流入や災害時の混乱など、持ち込みリスクはゼロではありません。そのリスクを国全体で防ぐために、毎年の接種が必要です。

  • Q5. 他のワクチン(混合ワクチン)と同じ日に打てますか?
  • A. 基本的には同日の接種は避けます。体への負担が大きくなるため、1〜2週間ほど間をあける ことを推奨しています。

  • Q6. ワクチン後、注意することは?
  • A. 当日は安静にして、激しい運動やシャンプーは避けてください。接種後30分は副反応の有無を確認し、いつもと違う様子があればご連絡ください。

  • Q7. 接種を忘れてしまいました。どうすればいい?
  • A. 年度内であれば、いつでも接種可能です。
    年度(4/1〜翌3/31)ごとに1回の接種が必要ですので、忘れてしまった場合は早めにご来院ください。

  • Q8. 犬以外(猫)にも狂犬病ワクチンは必要?
  • A. 法的義務があるのは「飼い犬のみ」です。ただし海外渡航時など、国によっては犬以外にも接種を求められる場合があります。

  • Q9. 鑑札と注射済票の違いは?
  • A. 鑑札=初回登録の“登録証明”
    注射済票=その年度の“接種証明”
犬 猫 倉敷 犬 猫 倉敷 犬 猫 倉敷

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駐車場で動物の脱走事故が起こることがあります。来院される時にはリードをつけるか、キャリングケース等に入れて連れてきてあげて下さい。
※猫は洗濯用の網ネットが安全です。