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このような症状がみられたら、皮膚の病気の可能性があります!

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皮膚の病気の可能性があります!

考えられる病気・疾患について

膿皮症

膿皮症は、皮膚に細菌が感染して炎症を起こす病気で、犬によく見られます。かゆみや赤み、発疹、膿を伴うできものが特徴です。原因は傷やアレルギー、免疫力低下、寄生虫など多様で、これらが皮膚のバリア機能を弱めることで細菌感染が起こります。診断は視診や皮膚検査、細菌培養を行い、治療は抗生物質の投与や適切なシャンプー、原因の対処が必要です。重症化や慢性化すると治療が長引くため、早期発見・早期治療が大切です。日常的なスキンケアも予防に有効です。

マラセチア性皮膚炎

マラセチア性皮膚炎は、皮膚常在菌の一種であるマラセチア菌の過剰増殖による感染症です。犬や猫でよく見られ、かゆみ、脂っぽい皮膚、脱毛、赤み、臭いが特徴です。原因は免疫低下や皮脂分泌過多、アレルギーなど多岐にわたります。診断は皮膚の刈り取りや顕微鏡検査で行います。治療は抗真菌薬の投与と、皮膚の清潔保持、脂質バランスの調整が基本です。長期治療が必要な場合もあります。適切なケアと定期的な獣医師の診察が重要です。

疥癬症

疥癬症は、ヒゼンダニという寄生虫が皮膚にトンネルを掘って生活することで起こる強いかゆみを伴う皮膚病です。犬や猫、時には人にも感染することがあります。症状は、激しいかゆみ、掻き壊しによる脱毛、赤み、かさぶた、皮膚の厚みや黒ずみなどです。耳の周り、肘、腹部、指の間などに症状が出やすく、重症化すると全身に広がります。治療は、専用の駆虫薬(イベルメクチンやスポットオンタイプの薬)、かゆみや二次感染への対処が中心です。家庭内の衛生管理や同居動物の治療も再発予防に重要です。

毛包虫症

毛包虫症は、ニキビダニ(Demodex属の寄生虫)によって引き起こされる皮膚疾患です。犬に多く見られ、特に免疫力が低下している子犬や高齢犬で発症しやすくなります。症状は、脱毛、フケ、赤み、かさぶた、皮膚のざらつきやかゆみ(軽度の場合もあり)、二次感染による膿皮症などです。局所的に出ることもあれば、全身に広がる重症例もあります。治療は、専用の駆虫薬(アミトラズやイベルメクチンなど)、抗生物質による二次感染対策、免疫管理が中心です。早期発見で治療がしやすく、根気よく継続することが重要です。

ノミアレルギー皮膚炎

ノミアレルギー皮膚炎は、ノミの唾液に対するアレルギー反応によって引き起こされる皮膚病です。犬や猫で多く見られ、少数のノミに咬まれただけでも強いかゆみや炎症が起こります。 症状は、強いかゆみ、掻き壊しによる赤みや出血、脱毛、フケ、皮膚の色素沈着などです。特に尾の付け根や腰、背中、内ももに症状が出やすい傾向があります。治療は、ノミ駆除薬の使用、かゆみや炎症を抑える薬物治療、皮膚の清潔管理が中心です。再発防止のため、定期的なノミ予防と環境清掃が非常に重要です。

外耳炎

外耳炎は、外耳道の炎症で、犬や猫に多く見られます。原因はアレルギー、耳ダニ、マラセチア菌、細菌感染、異物や湿度過多などです。症状は激しいかゆみ、耳垂れ、赤み、臭い、頭を振る動作など。適切な診断と治療が必要で、耳の洗浄や抗菌・抗炎症薬の投与、原因の特定と管理が重要です。放置すると痛みや慢性化、聴覚障害を引き起こすことがあります。

食物アレルギーとは

食物アレルギーは、特定の食材に対して免疫が過剰に反応し、皮膚や消化器に症状を引き起こす病気です。主な症状はかゆみ、脱毛、赤み、下痢、嘔吐などで、慢性的に続くことが多いです。診断は除去食試験と負荷試験が基本で、疑わしい食材を一定期間除去し、再度与えて症状の変化を確認します。治療は原因食材を避けることが最も効果的で、低アレルゲン食や加水分解食の使用が推奨されます。早期発見と適切な食事管理が症状改善に繋がります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、犬や猫に多く見られる慢性の皮膚疾患で、遺伝的要因と環境刺激が関与します。かゆみや赤み、湿疹、脱毛などの症状が特徴で、痒みのために自己傷害や二次感染を引き起こすこともあります。診断は、症状と経過、アレルギー検査や皮膚の検査結果を総合して行います。治療には、ステロイド、抗ヒスタミン薬などの痒み止めや免疫抑制剤、保湿剤の使用、アレルゲンの特定と回避、そして生活環境の改善が重要です。長期的な管理が必要で、定期的な獣医師の診断とケアが症状のコントロールに役立ちます。飼い主は、皮膚の状態を観察し、適切なケアと治療を継続することが、愛犬・愛猫の快適な生活に繋がります。

自己免疫性皮膚炎とは

自己免疫性皮膚炎は、体の免疫が誤って自分の皮膚や付属器を攻撃して起こる皮膚病です。代表例に天疱瘡、エリテマトーデス、蜂窩織炎があります。犬や猫でまれに見られ、原因は完全には解明されていませんが、遺伝や感染、薬剤が誘因になることもあります。症状は、脱毛、びらん(皮膚のただれ)、潰瘍、水疱、かさぶた、紅斑などで、全身に広がることがあります。かゆみは軽度〜中等度で、進行すると二次感染を起こすこともあります。診断には症状や、しばしば生検(組織検査)の結果が用いられます。治療は、免疫抑制薬やステロイド、抗炎症薬の使用が中心で、症状のコントロールと再発予防が目的です。早期診断と継続的な管理が生活の質を保つ鍵となります。

脂肪織炎(無菌性結節性脂肪織炎)

脂肪織炎は、皮下脂肪組織に炎症が起こる疾患で、猫ではまれですが、犬では時折みられるもので、Mダックスが圧倒的に多いと言われていますが、他の犬種でも見られます。中でも無菌性結節性脂肪織炎は、細菌感染がなく自己免疫や炎症反応が関与して脂肪組織にしこり(結節)が形成されるタイプです。症状は、皮膚の硬いしこり、発赤、熱感、痛み、場合によって潰瘍やかさぶたを伴うことがあります。多くは腹部や四肢に局所的に発生しますが、全身に広がることもあります。治療はステロイドや免疫抑制薬で炎症を抑えることが中心で、抗生物質は基本的に不要です。再発することもあるため、定期的な経過観察と症状管理が重要です。

皮膚科治療3つの特徴

犬 猫 倉敷 犬 猫 倉敷 犬 猫 倉敷

診療の流れ

STEP1

受付

来院されましたら受付票にご記入ください。カルテをお作りした後、受付票記載の順番で診察室にご案内します。

STEP2

診察

診察室にて、充分な一般身体検査(体重・体温測定、聴診、視診、触診など)を行います。飼主様に生活状況(フードや予防状況など)についてのご質問を致します。一般身体検査と飼主様のお話から考えられる病気についてご説明いたします。その後、病気の診断に必要な検査やその費用の概算について説明します。飼主様のご意向や希望をうかがって追加検査(血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査など)を実施します。

STEP3

診断・治療

検査の結果から病気を診断し、治療方法について説明します(病気の治療はその診断に基づき行います)。飼主様のご意向・希望をもとに、動物にとってもっとも良い治療のやり方を決定して治療に進みます。動物の状況や飼主様の希望に応じて高度獣医療を適切に受けられる機関(専門機関や大学病院)にご紹介することも出来ます。

STEP4

お薬・お会計

受付で会計とお薬の受け取りとなりますので、待合室で一旦お待ちください。受付からお呼びして、会計、お薬・フードのお渡しをいたします。分かりやすいお会計を目指し会計明細とお薬についてご説明いたします。お会計は現金だけでなく、各種クレジットカードやバーコード決済、電子決済に対応しています。(一部お取り扱いができないものがありますので、会計にてお尋ねください。)

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駐車場で動物の脱走事故が起こることがあります。来院される時にはリードをつけるか、キャリングケース等に入れて連れてきてあげて下さい。
※猫は洗濯用の網ネットが安全です。