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夜間病院に行くべき症状とは

夜間病院に来院すべき主な症状

朝まで様子を見てもよい場合(ただし悪化時はすぐ受診)

飼い主さんへのお願い

夜間診療について

こんな病気の可能性があります

誤飲・誤食

誤食は、動物が本来食べるべきでない物(異物や有害物質)を飲み込んでしまうことを指し、犬猫ともによく起こるトラブルです。代表的な誤食には、チョコレートやタマネギなどの中毒物、玩具・紐・衣類などの異物、薬剤、骨などがあります。症状は、嘔吐、下痢、食欲不振、元気消失、腹痛、けいれんなど、摂取した物や量によって異なります。場合によっては命に関わることもあるため、早急な診察が必要です。治療は催吐処置、内視鏡や手術による異物除去、解毒処置などが行われます。誤食を防ぐためには、日常的にペットの生活環境を見直すことが大切です。

尿道閉塞

尿道閉塞は、尿道が詰まって尿が出なくなる危険な病気で、特に雄猫に多く見られます。原因は尿結石、結晶、炎症、粘液栓などで、膀胱や腎臓への負担が急速に高まり、放置すると命に関わります。症状は頻繁にトイレに行くのに尿が出ない、苦しそうに鳴く、陰部をなめる、元気消失、嘔吐などです。進行すると尿毒症や心停止を起こすこともあります。治療はカテーテルで尿を通す緊急処置と点滴治療が中心です。再発予防には食事療法や水分摂取の工夫が重要です。早期発見と迅速な対応が命を救います。

胃拡張・胃捻転症候群

胃拡張・胃捻転症候群は、胃にガスや食べ物がたまり、さらに胃がねじれてしまう緊急性の高い病気です。大型犬や胸の深い犬種(グレートデン、シェパードなど)に多く見られます。症状は、急な腹部の膨張、落ち着かない様子、よだれ、吐こうとしても吐けない、虚脱などで、短時間でショック状態に陥ることもあります。
治療は緊急手術で胃のねじれを戻し、再発防止のために胃固定術を行います。早期対応が生死を分けるため、異変を感じたらすぐに動物病院へ。食後すぐの運動を避けることが予防に役立ちます。

心タンポナーデ

心タンポナーデは、心臓を包む膜(心膜)の中に液体(血液や滲出液)が急激にたまり、心臓が拡張できなくなることで、全身に血液を送り出せなくなる緊急性の高い病気です。原因は心臓腫瘍、心膜炎、外傷などがあり、犬に多く見られます。主な症状は、元気消失、呼吸困難、虚脱、粘膜蒼白などで、進行が早いため注意が必要です。診断には心エコーが有効で、治療は心膜にたまった液体を抜く「心膜穿刺」を行います。早期の発見と迅速な処置が命を救う鍵となります。

てんかん

てんかんは、脳内の電気的な異常によって発作を繰り返す神経疾患です。遺伝的要因による「特発性てんかん」と、脳腫瘍や炎症、外傷など原因がある「症候性てんかん」に分けられます。症状は突然倒れる、手足をこわばらせる、意識を失う、よだれや失禁が見られるなど。発作後はぼんやりしたり歩き回ることもあります。治療は抗てんかん薬を用いて発作の頻度や重さを抑えることが中心です。完全に治すことは難しい場合もありますが、適切な投薬管理で安定した生活を送ることが可能です。

肺水腫

肺水腫は、肺の中に水分(体液)がたまって呼吸が苦しくなる状態です。主な原因は心臓病(特に僧帽弁閉鎖不全症など)による「心原性肺水腫」と、感染や中毒、外傷などによる「非心原性肺水腫」に分けられます。症状は、激しい呼吸、開口呼吸、チアノーゼ(舌や粘膜が紫色)、ぐったりするなどが見られ、放置すると命に関わります。治療は酸素吸入や利尿薬、心臓の負担を減らす薬などを用いて呼吸状態を安定させます。早期の受診と、基礎疾患の管理が再発予防に重要です。

熱中症

熱中症は、高温多湿の環境で体温調節ができなくなり、体温が危険なほど上昇する命に関わる病気です。犬や猫は人より汗腺が少なく、特に短頭種(フレンチブルドッグ、ペルシャ猫など)、高齢、肥満、持病のある子で発症しやすいです。症状は、激しいパンティング(あえぎ呼吸)、よだれ、ふらつき、嘔吐、ぐったりする、意識を失うなど。重症化すると臓器障害を起こします。応急処置は体を冷やしながらすぐに動物病院へ。普段から直射日光や高温の室内・車内を避け、十分な水分補給と温度管理を心がけることが予防の鍵です。

アナフィラキシーショック

アナフィラキシーショックは、ワクチン、薬、蜂刺され、食物などに対する強いアレルギー反応で、急速に全身症状が現れる非常に危険な状態です。原因物質に触れて数分〜数十分で発症し、顔やまぶたの腫れ、嘔吐、下痢、呼吸困難、虚脱、意識低下などが見られます。重症では血圧が急低下し、命に関わることもあります。治療は一刻を争い、アドレナリン投与、酸素吸入、点滴、ステロイドや抗ヒスタミン薬の使用などが行われます。発症後は再発防止のため原因の特定と回避が重要です。早期対応が命を救います。

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駐車場で動物の脱走事故が起こることがあります。来院される時にはリードをつけるか、キャリングケース等に入れて連れてきてあげて下さい。
※猫は洗濯用の網ネットが安全です。