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泌尿器系疾患

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このような症状ありませんか?

  • 頻尿...

  • 血尿...

  • 尿が出にくい・出ない(緊急)...

  • 多飲多尿(尿が薄い)...

  • 嘔吐・下痢...

このような症状がみられたら、泌尿器の病気の可能性があります!

このような症状がみられたら、
泌尿器の病気の可能性があります!

こんな病気の可能性があります

慢性腎臓病とは

慢性腎臓病(CKD)は、腎機能が徐々に低下していく進行性の病気で、特に高齢の犬や猫に多く見られます。腎臓は老廃物の排出や水分・電解質の調整を行っていますが、機能が落ちることで、尿の異常、脱水、食欲不振、体重減少、嘔吐、口臭などの症状が現れます。完治は難しいため、進行を遅らせることが治療の目標です。食事療法(腎臓用療法食)、水分摂取の促進、内服薬の投与などにより、症状の緩和と生活の質の維持を目指します。

急性腎不全とは

急性腎不全(AKI)は、腎臓の機能が短期間で急激に低下する状態で、老廃物や毒素が体内に蓄積し、命に関わる危険な病気です。原因は中毒、脱水、感染、尿路閉塞、低血圧、持病の悪化など多岐にわたります。主な症状は食欲不振、嘔吐、元気消失、尿量の変化(減少または増加)、脱水などです。診断には血液検査や超音波検査が必要で、治療は点滴による循環の改善と腎機能の回復を目指します。早期発見と集中治療が回復の鍵となります。

膀胱炎とは

膀胱炎は、膀胱に炎症が起こる病気で、犬や猫によく見られます。原因は細菌感染、尿石症、腫瘍、ストレスなど多岐にわたり、特に猫では特発性膀胱炎(原因不明の炎症)が多くみられます。主な症状は頻尿、血尿、排尿時の痛み、トイレ以外での排尿などです。尿路閉塞を伴うと命に関わるため注意が必要です。診断は尿検査、レントゲン、超音波検査などを行い、原因に応じて抗生剤や食事療法、鎮痛剤などを用いて治療します。再発しやすいため、生活環境の見直しや水分摂取の工夫が大切です。

尿石症

尿石症は、尿の中でミネラル成分が結晶化し、膀胱や尿道に「石(結石)」ができる病気です。犬猫どちらにも見られ、飲水量の少なさ、食事内容、尿のpHバランス、感染などが原因となります。症状は、頻繁にトイレに行く、排尿時に痛がる、血尿、尿が出にくいなど。特に雄猫では尿道が細いため、完全に詰まって命に関わることもあります。治療は、食事療法で結石を溶かす方法や、重度の場合は外科手術で除去します。再発しやすいため、療法食の継続、水分摂取の促進、定期的な尿検査が予防の鍵です。

当院の泌尿器科診療の特徴

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診療の流れ

STEP1

受付

来院されましたら受付票にご記入ください。カルテをお作りした後、受付票記載の順番で診察室にご案内します。

STEP2

診察

診察室にて、充分な一般身体検査(体重・体温測定、聴診、視診、触診など)を行います。飼主様に生活状況(フードや予防状況など)についてのご質問を致します。一般身体検査と飼主様のお話から考えられる病気についてご説明いたします。その後、病気の診断に必要な検査やその費用の概算について説明します。飼主様のご意向や希望をうかがって追加検査(血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査など)を実施します。

STEP3

診断・治療

検査の結果から病気を診断し、治療方法について説明します(病気の治療はその診断に基づき行います)。飼主様のご意向・希望をもとに、動物にとってもっとも良い治療のやり方を決定して治療に進みます。動物の状況や飼主様の希望に応じて高度獣医療を適切に受けられる機関(専門機関や大学病院)にご紹介することも出来ます。

STEP4

お薬・お会計

受付で会計とお薬の受け取りとなりますので、待合室で一旦お待ちください。受付からお呼びして、会計、お薬・フードのお渡しをいたします。分かりやすいお会計を目指し会計明細とお薬についてご説明いたします。お会計は現金だけでなく、各種クレジットカードやバーコード決済、電子決済に対応しています。(一部お取り扱いができないものがありますので、会計にてお尋ねください。)

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駐車場で動物の脱走事故が起こることがあります。来院される時にはリードをつけるか、キャリングケース等に入れて連れてきてあげて下さい。
※猫は洗濯用の網ネットが安全です。