休診日 日・祝

診察日 9:00~12:00 / 16:00~18:45

〒710-0803 倉敷市中島2355 - 154

倉敷動物愛護病院 ロゴ 倉敷動物愛護病院 アイコン

お問い合わせ

倉敷動物愛護病院 電話

086-465-3778

循環器疾患

Home
> 循環器疾患

このような症状ありませんか?

  • 呼吸が速い・苦しそう...

  • 咳...

  • 運動を嫌がる・疲れやすい...

  • 失神・ふらつき...

  • 片足をひきずる(猫:血栓症)...

このような症状がみられたら、循環器の病気の可能性があります!

このような症状がみられたら、
循環器の病気の可能性があります!

こんな病気の可能性があります

高血圧

高血圧は、血管内の血圧が異常に高くなる状態で、犬や猫の高齢個体に多く見られます。多くは腎臓病や心臓病、ホルモン疾患(副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能亢進症など)が原因となる続発性高血圧です。症状は初期にはほとんどなく、進行すると目の出血や失明、けいれん、脳障害、心臓肥大や腎障害など全身に影響を及ぼします。「サイレントキラー」とも呼ばれ、症状が出る頃には重篤化していることがあります。診断は血圧測定で行い、必要に応じて原因疾患の検査も行います。治療は降圧薬と原因疾患の管理が中心で、早期発見と継続的なモニタリングが予後改善に重要です。

僧帽弁閉鎖不全症

僧帽弁閉鎖不全症は、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁がうまく閉じなくなり、血液が逆流することで心臓に負担がかかる病気です。特に小型犬や高齢犬に多くみられます。初期は無症状ですが、進行すると咳、呼吸困難、運動を嫌がる、失神などの症状が現れます。診断には聴診や心エコー、レントゲン検査が有効です。治療は、強心薬や血圧を下げる薬、利尿薬などで心臓の負担を軽減し、進行を抑えることが中心となります。定期的な検査と早期治療が重要です。

猫の心筋症(肥大型・拘束型)

猫の心筋症は、心臓の筋肉に異常が起こり、全身に血液を十分に送れなくなる病気です。最も多いのは「肥大型心筋症(HCM)」かで、心筋が厚くなり心臓の動きが制限されます。「拘束型心筋症(RCM)」 では心筋が硬くなり、拡張できなくなります。症状は、呼吸が速い・苦しそう、元気や食欲の低下、失神、後肢の麻痺(血栓塞栓症)など。無症状のうちに進行することも多いです。治療は完治が難しく、心臓の負担を減らす薬や利尿薬で症状を抑えます。定期的な心エコー検査で早期発見・管理することが重要です。

肺高血圧

肺高血圧は、肺の血管に異常が生じ、肺動脈の血圧が高くなる病気です。これにより心臓の右側に負担がかかり、最終的に右心不全を引き起こすことがあります。原因は僧帽弁閉鎖不全症などの心疾患、慢性肺疾患、血栓など多岐にわたります。主な症状は、呼吸困難、咳、運動を嫌がる、失神などです。診断には心エコー検査や胸部レントゲンが用いられます。治療は、血管拡張薬や利尿薬などを用いて心肺の負担を軽減する内科治療が中心です。早期の診断と継続的な管理が予後に大きく影響します。

拡張型心筋症

拡張型心筋症は、心臓の筋肉が薄くなり、収縮力が低下して血液を十分に送り出せなくなる病気です。大型犬に多く、初期は無症状でも進行すると咳、呼吸困難、失神、腹水などが見られます。診断には心エコーや心電図が有効です。治療は強心薬や利尿薬などで心機能を補助し、症状の進行を抑えます。

心嚢液貯留

心嚢液貯留は、心臓を包む膜(心嚢)の中に液体が異常にたまる状態です。原因は腫瘍、感染、外傷、炎症、心不全など多岐にわたり、液体が増えると心臓が圧迫されて正常に動けなくなります。症状は、元気消失、呼吸が速い・苦しそう、失神、お腹の張り(腹水)など。重症では「心タンポナーデ」となり、命に関わる危険があります。治療は心嚢穿刺で液体を抜いて心臓の圧迫を解除し、原因に応じて薬物療法や外科的治療を行います。早期発見と定期的な心エコー検査が予防と再発防止に重要です。

犬 猫 倉敷 犬 猫 倉敷 犬 猫 倉敷

診療の流れ

STEP1

受付

来院されましたら受付票にご記入ください。カルテをお作りした後、受付票記載の順番で診察室にご案内します。

STEP2

診察

診察室にて、充分な一般身体検査(体重・体温測定、聴診、視診、触診など)を行います。飼主様に生活状況(フードや予防状況など)についてのご質問を致します。一般身体検査と飼主様のお話から考えられる病気についてご説明いたします。その後、病気の診断に必要な検査やその費用の概算について説明します。飼主様のご意向や希望をうかがって追加検査(血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査など)を実施します。

STEP3

診断・治療

検査の結果から病気を診断し、治療方法について説明します(病気の治療はその診断に基づき行います)。飼主様のご意向・希望をもとに、動物にとってもっとも良い治療のやり方を決定して治療に進みます。動物の状況や飼主様の希望に応じて高度獣医療を適切に受けられる機関(専門機関や大学病院)にご紹介することも出来ます。

STEP4

お薬・お会計

受付で会計とお薬の受け取りとなりますので、待合室で一旦お待ちください。受付からお呼びして、会計、お薬・フードのお渡しをいたします。分かりやすいお会計を目指し会計明細とお薬についてご説明いたします。お会計は現金だけでなく、各種クレジットカードやバーコード決済、電子決済に対応しています。(一部お取り扱いができないものがありますので、会計にてお尋ねください。)

Access

アクセス情報

お支払い方法:

取り扱い保険:

📍岡山県倉敷市中島2355-154

駐車場で動物の脱走事故が起こることがあります。来院される時にはリードをつけるか、キャリングケース等に入れて連れてきてあげて下さい。
※猫は洗濯用の網ネットが安全です。