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子犬・子猫の病気

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このような症状ありませんか?

  • 下痢・嘔吐...

  • くしゃみ・目やに...

  • ぐったり...

  • 成長不良...

  • 咳...

このような症状がみられたら、子犬・子猫の病気の可能性があります!

このような症状がみられたら、
子犬・子猫の病気の可能性があります!

こんな病気の可能性があります

伝染性気管支炎(ケンネルコフ)

伝染性気管支炎、通称ケンネルコフは、犬同士で感染する呼吸器のウイルスや細菌によって起こる咳を主症状とする病気です。複数の病原体(パラインフルエンザウイルス、ボルデテラ菌など)が関与し、ドッグランやペットショップなど犬が集まる場所で感染が広がりやすくなります。症状は、乾いた咳、くしゃみ、鼻水、発熱などで、通常は軽度ですが、子犬や高齢犬では重症化することもあります。治療は対症療法や抗菌薬の投与で、多くは数日~1週間程度で回復します。ワクチン接種による予防が有効です。

猫風邪(猫伝染性気管支炎)

猫風邪は、ヘルペスウイルスやカリシウイルスなどによる猫の呼吸器感染症の総称です。主な症状はくしゃみ、鼻水、目やに、発熱、食欲不振などで、特に子猫や高齢猫で重症化しやすくなります。感染力が強く、猫同士の接触やくしゃみ・鼻水を介して広がります。治療は対症療法が中心で、重症例では抗生物質や点滴が必要になることもあります。ワクチン接種で予防が可能なので、定期的なワクチン接種が重要です。

猫伝染性腹膜炎(FIP)

FIP(猫伝染性腹膜炎)は、猫コロナウイルスが体内で突然変異を起こすことで発症する重い病気です。特に免疫力の弱い子猫や多頭飼育環境の猫で発症しやすく、感染自体は珍しくありませんが、発症すると重症化することが多いです。症状は「腹水がたまるタイプ(ウエットタイプ)」ではお腹の膨らみや発熱、「非滲出型(ドライタイプ)」では発熱、食欲不振、神経症状などが見られます。近年では、新しい治療薬により回復例も増えていますが、早期発見と正確な診断が何より重要です。ワクチンと清潔な飼育環境が予防の基本です。

誤飲・誤食

誤食は、動物が本来食べるべきでない物(異物や有害物質)を飲み込んでしまうことを指し、犬猫ともによく起こるトラブルです。代表的な誤食には、チョコレートやタマネギなどの中毒物、玩具・紐・衣類などの異物、薬剤、骨などがあります。症状は、嘔吐、下痢、食欲不振、元気消失、腹痛、けいれんなど、摂取した物や量によって異なります。場合によっては命に関わることもあるため、早急な診察が必要です。治療は催吐処置、内視鏡や手術による異物除去、解毒処置などが行われます。誤食を防ぐためには、日常的にペットの生活環境を見直すことが大切です。

パルボウイルス感染症

パルボウイルス感染症は、犬や猫に発症する感染力と致死率の高いウイルス性の腸炎です。特に子犬や子猫が重症化しやすく、犬では激しい嘔吐や血便、猫では白血球の減少や高熱が特徴です。感染は排泄物などを介して広がり、ウイルスは環境中でも長期間生存します。治療は点滴や対症療法が中心で、早期対応が命を救う鍵となります。ワクチン接種による予防が非常に有効で、特に子犬・子猫の初年度ワクチンプログラムが重要です。

低血糖症

子犬や子猫は体温調節やエネルギー貯蔵が未熟なため、低血糖を起こしやすいです。主な原因は、空腹、感染症、消化不良、低体温などで、特に生後間もない時期に注意が必要です。症状は元気消失、震え、ふらつき、けいれん、意識障害などで、重症化すると命に関わる危険があります。早期発見が重要で、異変を感じたらすぐに獣医師に相談しましょう。治療は速やかなブドウ糖投与や保温、原因疾患の治療が中心です。適切な栄養管理と環境整備で予防が可能です。

レッグ・ペルテス病(大腿骨頭壊死症)

レッグ・ペルテス病は、大腿骨の骨頭(股関節の骨の先端)への血流が障害され、骨が壊死して変形する病気です。主に小型犬の若齢期(5〜12か月齢)に発症し、遺伝的要因が関係していると考えられています。症状は、後ろ足のびっこ、歩き方の異常、足をかばう仕草、運動を嫌がるなどです。進行すると強い痛みや筋肉の萎縮が見られます。治療は外科手術(骨頭切除術)が一般的で、痛みの軽減と機能回復が期待できます。早期発見とリハビリにより、多くの犬が元気に歩けるようになります。

骨折

子犬や子猫は骨がまだ成長途中で柔らかく、少しの衝撃でも骨折しやすい時期です。ソファや抱っこ中からの落下、ドアに挟まれる、踏まれるなどの事故が主な原因です。症状は、足をかばう、動きたがらない、泣く、腫れなどが見られます。放置すると骨の変形や歩行障害が残ることがあるため、早急な受診が必要です。治療は骨折部位や重症度によって、ギプス固定や手術(ピン・プレート固定)を行います。完治には安静とリハビリが重要です。日常では滑らない床や高い場所に登らせない工夫で予防しましょう。

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診療の流れ

STEP1

受付

来院されましたら受付票にご記入ください。カルテをお作りした後、受付票記載の順番で診察室にご案内します。

STEP2

診察

診察室にて、充分な一般身体検査(体重・体温測定、聴診、視診、触診など)を行います。飼主様に生活状況(フードや予防状況など)についてのご質問を致します。一般身体検査と飼主様のお話から考えられる病気についてご説明いたします。その後、病気の診断に必要な検査やその費用の概算について説明します。飼主様のご意向や希望をうかがって追加検査(血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査など)を実施します。

STEP3

診断・治療

検査の結果から病気を診断し、治療方法について説明します(病気の治療はその診断に基づき行います)。飼主様のご意向・希望をもとに、動物にとってもっとも良い治療のやり方を決定して治療に進みます。動物の状況や飼主様の希望に応じて高度獣医療を適切に受けられる機関(専門機関や大学病院)にご紹介することも出来ます。

STEP4

お薬・お会計

受付で会計とお薬の受け取りとなりますので、待合室で一旦お待ちください。受付からお呼びして、会計、お薬・フードのお渡しをいたします。分かりやすいお会計を目指し会計明細とお薬についてご説明いたします。お会計は現金だけでなく、各種クレジットカードやバーコード決済、電子決済に対応しています。(一部お取り扱いができないものがありますので、会計にてお尋ねください。)

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駐車場で動物の脱走事故が起こることがあります。来院される時にはリードをつけるか、キャリングケース等に入れて連れてきてあげて下さい。
※猫は洗濯用の網ネットが安全です。