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〒710-0803 倉敷市中島2355 - 154
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元気消失...
歯茎の蒼白(貧血)...
発熱...
出血しやすい...
黄疸...
貧血は、赤血球や血色素(ヘモグロビン)が減少し、体に十分な酸素を運べなくなる状態です。原因は出血、赤血球の破壊(免疫介在性溶血性貧血など)、骨髄での赤血球産生低下、慢性疾患など多岐にわたります。症状は、元気消失、食欲不振、粘膜の蒼白、呼吸が速い、ふらつきなど。重症では意識障害やショックを起こすこともあります。治療は原因に応じて、止血処置、免疫抑制薬、鉄剤や造血剤の投与、輸血などを行います。早期発見と原因の特定が回復の鍵です。慢性疾患の管理や寄生虫予防も重要です。
IMHAは、免疫が誤って自分の赤血球を攻撃・破壊してしまう病気です。原因不明の「特発性」と、感染、腫瘍、薬剤などが引き金になる「続発性」に分けられます。症状は、急な元気消失、食欲不振、粘膜の蒼白や黄疸、発熱、尿の色が濃くなるなど。重症では呼吸困難やショックを起こすこともあります。治療は免疫抑制薬(ステロイドなど)や輸血を行い、赤血球破壊を抑えることが中心です。再発や合併症を防ぐため、長期的な治療と慎重な経過観察が必要です。早期発見が予後を左右します。
血小板減少症は、血液を固める働きを持つ血小板が減少し、出血しやすくなる病気です。原因は免疫異常(免疫介在性血小板減少症:IMT)、感染症、薬剤、腫瘍、重度の炎症など多岐にわたります。症状は、皮下出血(赤い斑点)、鼻血、歯茎や尿・便に血が混じる、出血が止まりにくいなど。重症では内出血や貧血を伴い、命に関わることもあります。治療は免疫抑制薬(ステロイドなど)や輸血、点滴で出血を抑え、原因疾患がある場合はその治療も行います。早期発見と安静が回復の鍵となります。
白血病は、骨髄で作られる白血球が異常に増殖し、正常な血液細胞の働きを妨げる腫瘍性疾患です。犬ではまれですが、猫では猫白血病ウイルス(FeLV)感染が原因となることがあります。症状は、元気消失、食欲不振、発熱、体重減少、貧血、出血傾向、リンパ節や脾臓の腫れなど。免疫力が低下し、感染を起こしやすくなります。治療は抗がん剤や免疫抑制薬、支持療法(輸血、点滴など)が中心です。完全な治癒は難しい場合もありますが、早期発見と適切な治療で症状の緩和や延命が可能です。ワクチン接種による予防も有効です。
DIC(播種性血管内凝固)は、重度の感染症、腫瘍、外傷、中毒などをきっかけに、血液が全身の血管内で異常に固まってしまう危険な病態です。血栓が各臓器に詰まり、同時に出血もしやすくなるという矛盾した状態が起こります。症状は、元気消失、発熱、皮下出血、吐血・血便、呼吸困難、意識障害など。進行が非常に早く、放置すると多臓器不全で命に関わります。治療は、原因疾患の治療を最優先に、輸液、輸血、抗凝固薬などを用いて全身状態を安定させます。早期対応が生死を左右する緊急疾患です。
症状に応じた適切な検査を行い、診断を実施しております。
血液検査で分からない肺転移病変や腹腔内臓器における転移の確認のため、CT検査を実施することが可能です。
外科手術や抗がん剤、分子標的薬、緩和治療に至るまで、個々の動物に応じてあらゆる治療プランのご提案を行っております。
来院されましたら受付票にご記入ください。カルテをお作りした後、受付票記載の順番で診察室にご案内します。
診察室にて、充分な一般身体検査(体重・体温測定、聴診、視診、触診など)を行います。飼主様に生活状況(フードや予防状況など)についてのご質問を致します。一般身体検査と飼主様のお話から考えられる病気についてご説明いたします。その後、病気の診断に必要な検査やその費用の概算について説明します。飼主様のご意向や希望をうかがって追加検査(血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査など)を実施します。
検査の結果から病気を診断し、治療方法について説明します(病気の治療はその診断に基づき行います)。飼主様のご意向・希望をもとに、動物にとってもっとも良い治療のやり方を決定して治療に進みます。動物の状況や飼主様の希望に応じて高度獣医療を適切に受けられる機関(専門機関や大学病院)にご紹介することも出来ます。
受付で会計とお薬の受け取りとなりますので、待合室で一旦お待ちください。受付からお呼びして、会計、お薬・フードのお渡しをいたします。分かりやすいお会計を目指し会計明細とお薬についてご説明いたします。お会計は現金だけでなく、各種クレジットカードやバーコード決済、電子決済に対応しています。(一部お取り扱いができないものがありますので、会計にてお尋ねください。)
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駐車場で動物の脱走事故が起こることがあります。来院される時にはリードをつけるか、キャリングケース等に入れて連れてきてあげて下さい。
※猫は洗濯用の網ネットが安全です。